-
西国三十三所 観音巡礼 祈りの旅 DVD全8巻
西国三十三所 観音巡礼 祈りの旅 DVD全8巻
お支払い方法は、後払い(分割/一括)とクレジットカード支払いが選べます。
価格は月々1,900円 × 16回
後払い
- ■分割払価格
- 30,400円(税込)
- ●一回の分割払金
- 1,900円
- ●支払回数
- 16回
- ●支払期間
- 16ヶ月
- ■一括払価格
- 30,400円(税込)
クレジットカード払い
- ■一括払価格
- 30,400円(税込)
- ※ ご注文に関するご質問はこちら
- ※ 後払いをご利用の場合、郵便局・ゆうちょ銀行・コンビニエンスストア等、もしくはキャッシュレス決済アプリにてご送金ください。なお、別途払込手数料がかかります。
- お届け時間帯のご指定可
人は誰しも、知らず知らずのうちに罪業(ざいごう)を重ねている——
免罪と幸福の満願成就を求めて、三十三所の札所を巡る。
西国三十三所 観音巡礼 祈りの旅 DVD全8巻
日本最古の巡礼路として、草創1300年の歴史を誇る「西国三十三所 観音巡礼(さいこくさんじゅうさんしょ かんのんじゅんれい)」。江戸時代には庶民にも広く浸透し、現在でも御朱印帳を片手に御利益を求め、札所(ふだしょ)を訪れる巡礼者が絶えません。また、各札所の観音菩薩像の気品溢れる美しさは、近年の仏像ブームと相まって世界の注目を集めています。
ここにご案内のDVD全集『西国三十三所 観音巡礼 祈りの旅』は、BS11で放送された良質な番組を全8巻にDVD化。居ながらにして西国三十三所巡礼の旅をご堪能になれます。
貴族から庶民に至るまで古来日本人が歩み続けるこの巡礼路には、私たちの苦悩を鎮めてくれる大いなる力が秘められています。
第八番札所「長谷寺」(奈良県)
「花の御寺(みてら)」を彩る牡丹は、美貌を得た中国の皇帝夫人からの贈り物!?
「花の御寺」として名高い長谷寺は、西国三十三所巡礼の第八番札所です。春から初夏にかけて境内に咲き競う牡丹が特に有名ですが、長谷寺の牡丹は中国・唐の時代の皇帝夫人からの贈り物と伝えられています。馬のように面長な顔に悩んでいた皇帝夫人が遠く東の国の長谷寺に向かって7日間祈り続けたところ、夢の中で一人の僧侶が夫人の顔に水を掛け、目が覚めるとその顔が端正な容貌へと変わっていました。お礼参りの代わりに数多の宝物が長谷寺に贈られ、その中に牡丹の苗木が含まれていたそうです。
第十五番札所「今熊野観音寺」(京都府)
“頭痛封じ”から“ボケ封じ”まで 篤く信仰される「頭の観音さん」。
今熊野観音寺は、弘法大師が唐から帰国してほどなく、不思議な霊験に導かれ、瑞雲たなびく京都・東山の地で熊野権現から十一面観音を授かり一宇を拓いたのが創建の由来とされています。京の都における熊野信仰の中心地として大いに栄え、熊野御幸(ごこう)に傾倒された後白河法皇の頭痛を癒やした功徳から「頭痛封じの観音さま」としても篤く信仰されています。本尊の十一面観世音菩薩や境内の「ボケ封じ観音」に手を合わせる参拝者が絶えない名刹です。
第二十三番札所「勝尾寺」(大阪府)
勝運(かちうん)の御利益を求めて——奉納棚に両目の“勝ちダルマ”が並ぶ古刹
平安時代に清和天皇より「勝王寺」の寺号を賜って以来、勝運信仰の寺として幾世を重ねる古刹です。境内の至るところに「ダルマみくじ」の愛らしいダルマが座っています。参道の奉納棚には、御利益が顕(あらわ)され両目が入れられた“勝ちダルマ”が所狭しと並んでいます。ダルマ一体一体に、それぞれどんな物語があるのでしょうか。
「西国三十三所」とは?
養老2(718)年、大和国長谷寺の開祖である徳道上人が閻魔大王からお告げを受け、起請文(きしょうもん)と三十三の宝印を授かりました。その宝印に従って、三十三の霊場が定められたと伝えられています。
観音菩薩は、三十三の姿に身を変えて衆生(しゅじょう)を救うとされ、このことから西国三十三所巡礼という信仰が生まれました。西国三十三所を巡礼し、各札所の観音菩薩を参拝すれば、現世で犯したあらゆる罪業が消滅し、極楽往生できるとされています。
『西国三十三所 観音巡礼 祈りの旅』3大特長 西国三十三所 観音巡礼 祈りの旅 DVD全8巻
ポイント1
実際にお寺を巡っているかのような臨場感!
歩く速度に合わせたカメラワークで、参拝に至る行程が丁寧に撮影されています。実際にお寺を巡っているかのような臨場感。穏やかなナレーションにも心満たされます。
ポイント2
観音さまのお姿を間近に拝観できる!
当映像集では、観音さまのお姿を細部までつぶさに拝観できる贅沢も味わえます。特別な許可を得て撮影されたクローズアップ映像の数々は、感動と発見の連続です。
▲石山寺の本尊は、天皇の命令によって封印されている日本で唯一の勅封(ちょくふう)秘仏です。当映像集では、本尊御前立(おまえだち)の如意輪観世音菩薩像のお姿をじっくりご覧いただけます。
ポイント3
札所ごとの歴史や霊験がよくわかる!
札所ごとの歴史や霊験にまつわる詳しいお話に接することができるのも、特長の一つです。西国三十三所は知れば知るほど面白く、その魅力にみるみる引き込まれます。
▲石山寺は、寺全体が天然記念物である巨大な硅灰石(けいかいせき)の上に建ち、奇岩が織り成す神秘的な景観に魅了されます。当映像集では、石山寺に伝わる興味深い説話をお聞きになれます。
[付録] 収納ケースつき!
当映像集『西国三十三所 観音巡礼 祈りの旅』には、DVD全8巻を美麗に収納できる木製の「収納ケース」が付録としてセットされています。
DVDに収録の三十三所の札所をご紹介。 西国三十三所 観音巡礼 祈りの旅 DVD全8巻
▲本尊御前立 如意輪観世音菩薩
第一番 札所(和歌山県 那智勝浦町) 那智山 青岸渡寺 (なちさん せいがんとじ)
青岸渡寺は、天竺の僧侶・裸形上人(らぎょうしょうにん)が那智御瀧で修行を積み、その暁に滝壷で観音菩薩を感得し、本尊として安置すべく草庵を営んだのが創建の由来とされています。最盛期の賑わいは「蟻の熊野詣」と例えられるほど。重要文化財に指定されている本堂には、秘仏・如意輪(にょいりん)観世音菩薩が祀られています。
▲本尊御前立 十一面観世音菩薩
第二番 札所(和歌山県 和歌山市) 紀三井山 金剛宝寺 護国院 紀三井寺 (きみいさん こんごうほうじ ごこくいん きみいでら)
紀三井寺は、清らかな水が3ヶ所から湧くことから、紀州の三つの井戸のあるお寺という通称で親しまれてきました。本尊の十一面観世音菩薩は50年に一度しか開帳されない秘仏ですが、厨子(ずし)の右に御前立がおられ、微笑みを湛えた柔らかな表情が巡礼者の心を癒します。
▲千手千眼観世音菩薩(千手堂)
第三番 札所(和歌山県 紀の川市) 風猛山 粉河寺 (ふうもうざん こかわでら)
粉河寺は創建以来、朝廷や貴族の信仰を集めて大いに栄えましたが、戦国時代の戦乱で多くの伽藍(がらん)が焼失。その後、紀州徳川家を始めとする寄進を得て復興しました。粉河寺の本尊は絶対秘仏。当映像集では、本堂の隣に建つ千手堂に祀られている千手千眼(せんじゅせんげん)観世音菩薩のお姿をご覧になれます。
▲札所本尊 十一面千手千眼観世音菩薩
第四番 札所(大阪府 和泉市) 槇尾山 施福寺 (まきのおざん せふくじ)
施福寺は、欽明天皇の時代に行満(ぎょうまん)上人が開いたお寺。後に真言宗を開く空海もここで出家得度(とくど)したといわれ、参道には剃髪した髪が奉納されたお堂があるなど、空海ゆかりの史跡が残されています。本堂には本尊の弥勒(みろく)菩薩を中心として、左に札所本尊の観音菩薩、右に文殊菩薩が祀られています。
▲本尊 十一面千手千眼観世音菩薩
第五番 札所(大阪府 藤井寺市) 紫雲山 葛井寺 (しうんざん ふじいでら)
第五番札所は、葛井寺。聖武天皇や行基など、日本史に名だたる偉人が創建に関わり、今は庶民に開かれたお寺として地域に密着しています。本尊の十一面千手千眼観世音菩薩は日本最古の千手観音。1043本の腕の一本一本に眼が描かれています。日本一の手と目を持ち、国宝に指定されています。
▲本尊 十一面千手千眼観世音菩薩
第六番 札所(奈良県 高取町) 壷阪山 南法華寺 壷阪寺 (つぼさかさん みなみほっけじ つぼさかでら)
壷阪寺の歴史は古く、飛鳥時代まで遡りますが、明治時代に作られた浄瑠璃「壺阪霊験記」によって再び多くの人々の知るところとなり、現在に至ります。眼の病を封じるという本尊の十一面千手千眼観世音菩薩はもちろん、大観音石像や大涅槃(だいねはん)石像なども見る者を圧倒します。
▲本尊 如意輪観世音菩薩
第七番 札所(奈良県 明日香村) 東光山 龍蓋寺 岡寺 (とうこうさん りゅうがいじ おかでら)
岡寺は、奈良県明日香村の東に位置するお寺で、元々は法相(ほっそう)宗の祖、義淵(ぎえん)僧正によって「龍蓋寺」として創建されました。“岡にある寺”、すなわち「岡寺」として古くから親しまれ、日本最初の厄除け霊場としても知られています。本尊の如意輪観世音菩薩は、土でできた仏像としては日本最大です。
▲本尊 十一面観世音菩薩
第八番 札所(奈良県 桜井市) 豊山 神楽院 長谷寺 (ぶさん かぐらいん はせでら)
仁王門をくぐると、399段の石段の上に屋根を付けた回廊が本堂まで続きます。江戸時代前期に建てられた本堂は、礼堂(らいどう)とともに舞台がせり出す構造が見事で国宝に指定されています。本尊は高さ10メートルを超える木造彫刻。春と秋の特別拝観では大きな足に直接触れることができます。
▲札所本尊 不空羂索(ふくうけんさく)観音菩薩
第九番 札所(奈良県 奈良市) 興福寺 南円堂 (こうふくじ なんえんどう)
興福寺は、度重なる戦乱や火災によって多くの伽藍を失いますが、今なお多くの国宝や重要文化財が残されています。札所である南円堂は、江戸時代の再建。極めて古い様式で建てられており、建築史の面でもその価値が認められています。札所本尊は秘仏で、一年に一度、そのお姿を拝むことができます。
▲本尊御前立 千手観世音菩薩
第十番 札所(京都府 宇治市) 明星山 三室戸寺 (みょうじょうざん みむろとじ)
第十番札所は、宇治の東の山肌に建つ名刹・三室戸寺。“紫陽花寺”として有名で、一万株にも及ぶ色とりどりの紫陽花が咲き誇ります。境内には狛犬ならぬ、狛蛇(こまへび)や狛兎(こまうさぎ)などのユニークな石像も。本尊の千手観世音菩薩は秘仏ですが、大きさ以外は忠実に模刻された御前立を拝観できます。
▲札所本尊 准胝(じゅんてい)観世音菩薩
第十一番 札所(京都府 京都市) 醍醐寺 (だいごじ)
世界遺産にも登録されている真言宗醍醐派の総本山、醍醐寺。豊臣秀吉が贅の限りを尽くした「醍醐の花見」の舞台となり、春は桜、秋は紅葉の名所として有名です。建築美や庭園美の広がる下醍醐から、醍醐寺開創の地である上醍醐へ——当映像集では、約200万坪に及ぶ広大な寺域を巡ります。
▲本尊御前立 千手観世音菩薩
第十二番 札所(滋賀県 大津市) 岩間山 正法寺 岩間寺 (いわまさん しょうほうじ いわまでら)
古くからボケ封じや雷除けなどの霊験で知られ、人々から岩間寺と呼び親しまれる岩間山正法寺。本堂脇にある「芭蕉の池」は、松尾芭蕉が「古池や蛙飛び込む水の音」の句を詠んだ池として伝わります。本尊の千手観世音菩薩は、毎夜百三十六の地獄を駆け巡る“汗かき観音さま”として崇拝されています。
▲本尊御前立 如意輪観世音菩薩
第十三番 札所(滋賀県 大津市) 石光山 石山寺 (せっこうざん いしやまでら)
石山寺は瀬田川のほとりに建ち、観音信仰が盛んになった平安時代には“石山詣”が流行。今も多くの参拝者が訪れます。国宝に指定されている本堂は硅灰石(けいかいせき)と呼ばれる岩盤の上に建っており、33年に一度開帳される本尊も硅灰石の上に座っている観音さまのお姿で知られます。
▲札所本尊御前立 如意輪観世音菩薩
第十四番 札所(滋賀県 大津市) 長等山 園城寺 三井寺 (ながらさん おんじょうじ みいでら)
園城寺は天智、天武、持統、3代の天皇の産湯に使われた霊泉が湧くことから「御井」の寺、転じて三井寺と呼び親しまれてきました。金堂南側の広場には、その音色の素晴らしさから日本三名鐘の一つに数えられる「三井の晩鐘(ばんしょう)」があります。札所本尊は秘仏とされ、33年に一度の開帳と定められています。
▲本尊御前立 十一面観世音菩薩
第十五番 札所(京都府 京都市) 新那智山 今熊野観音寺 (しんなちさん いまくまのかんのんじ)
第十五番札所、今熊野観音寺。古くから京都における熊野信仰の中心地として栄え、"頭痛封じの観音さま”としても篤い信仰を集めています。境内には弘法大師ゆかりの熊野権現社や稲荷社、また西国三十三所の各札所本尊を石仏として奉る今熊野西国霊場など、知る人ぞ知る必見スポットが点在。
▲本尊御前立 十一面千手千眼観世音菩薩
第十六番 札所(京都府 京都市) 音羽山 清水寺 (おとわさん きよみずでら)
弁慶が源義経との決戦に敗れ、臣従を誓った伝承などが残る清水寺。開創以来、貴族だけでなく庶民にも開かれた寺として人々の信仰を集め、今でも観光客や修学旅行生らで賑わいます。「清水型観音」と称される本尊の十一面千手千眼観世音菩薩は、33年に一度開帳される秘仏です。
▲本尊御前立 十一面観世音菩薩
第十七番 札所(京都府 京都市) 補陀洛山 六波羅蜜寺 (ふだらくさん ろくはらみつじ)
六波羅蜜寺の本堂は、およそ650年前の室町時代に修営され、京都では珍しい応仁の乱以前の建物です。本尊は、平安時代に「市の聖(いちのひじり)」と崇められた空也上人が自ら刻んだと伝えられる十一面観世音菩薩。空也上人の立像や運慶・湛慶の坐像など、平安から鎌倉にかけての貴重な彫刻も拝観できます。
▲本尊御前立 如意輪観世音菩薩
第十八番 札所(京都府 京都市) 紫雲山 頂法寺 六角堂 (しうんざん ちょうほうじ ろっかくどう)
六角堂は京都を代表するオフィス街、烏丸御池(からすまおいけ)の交差点から歩いて3分という、まさに都心にあるお寺です。聖徳太子や親鸞上人とのゆかりが深く、「太子堂」と「親鸞堂」に二人のお姿をかたどった像が祀られています。本尊の如意輪観世音菩薩は、聖徳太子の念持仏(ねんじぶつ)と伝えられている秘仏です。
▲本尊御前立 千手観世音菩薩
第十九番 札所(京都府 京都市) 霊ゆう山 行願寺 革堂 (れいゆうざん ぎょうがんじ こうどう)
行願寺は、開祖である行円(ぎょうえん)上人の由緒から革堂と呼び親しまれています。創建当時は京都御所の西にあり、およそ300年前に今の寺町通りに移ってきました。本堂は江戸時代後期の建築。行円上人の手彫りと伝えられる本尊は秘仏で、御前立の千手観世音菩薩を拝観できます。
▲脇本尊 十一面千手千眼観世音菩薩
第二十番 札所(京都府 京都市) 西山 善峯寺 (にしやま よしみねでら)
第二十番札所は、善峯寺。平安時代中期の創建と伝えられ、霊験あらたかな観音さまとして信仰を集めていましたが、応仁の乱でほとんどの伽藍を失ってしまいました。その後、江戸幕府五代将軍・徳川綱吉の生母、桂昌院の寄進によって多くの堂宇(どうう)が再建され、今日に至ります。
▲札所本尊御前立 聖観世音菩薩
第二十一番 札所(京都府 亀岡市) 菩提山 穴太寺 (ぼだいさん あなおうじ)
飛鳥時代末期に開創したと伝えられる屈指の古刹、穴太寺。安寿姫と厨子王丸の伝承なども由緒が深く、人々の篤い信仰を集めてきました。札所本尊の聖(しょう)観世音菩薩は、『今昔物語集』などに収録された霊験譚(れいげんたん)で知られる“身代わり観音”。その霊験にあやからんと今も多くの参拝者が訪れます。
▲本尊御前立 千手千眼観世音菩薩
第二十二番 札所(大阪府 茨木市) 補陀洛山 総持寺 (ふだらくさん そうじじ)
『今昔物語集』にも記される「亀の恩返し」の説話で有名な総持寺。総持寺の本尊は、亀の背に乗る珍しいお姿が特長です。戦火に遭った際に下半身が炭になりながらもその姿を保ったことから“火防せ(ひぶせ)観音”としても崇められています。貴重な文化財が数多く残る境内は、まるで近世建築物の宝庫のよう。
▲本尊 十一面千手観世音菩薩
第二十三番 札所(大阪府 箕面市) 應頂山 勝尾寺 (おうちょうざん かつおうじ)
平安時代から勝運信仰の寺として名高い勝尾寺。本尊は十一面千手観世音菩薩で、観音縁日として厨子が開かれる毎月18日に参拝でき、多くの寺で観音縁日が18日に定められたのは、勝尾寺が発祥とされています。本堂東側の山腹に残る二階堂は、浄土宗の開祖である法然上人、最後の修行の地。
▲本尊 十一面観世音菩薩
第二十四番 札所(兵庫県 宝塚市) 紫雲山 中山寺 (しうんざん なかやまでら)
中山寺は、聖徳太子による創建と伝わる日本最古の観音霊場です。太古より多くの巡礼者で賑わい、今も“安産の観音さま”にお参りする人々が絶えません。本尊は十一面観世音菩薩で、左右両脇侍の十一面観音と合わせて“三十三面”となり、ここにお参りすることで三十三所巡礼と同じ御利益があるとも。
▲札所本尊 十一面千手観世音菩薩
第二十五番 札所(兵庫県 加東市) 御嶽山 播州清水寺 (みたけさん ばんしゅうきよみずでら)
第二十五番札所、播州清水寺。627年に推古天皇の勅願で根本中堂、725年に聖武天皇の勅願で大講堂が建立された、長い歴史を持つ観音霊場です。札所本尊は十一面千手観世音菩薩。この地は地蔵信仰の聖地として知られ、左の脇侍が地蔵菩薩という、三尊が珍しい並びとなっています。
▲御前立本尊 聖観世音菩薩
第二十六番 札所(兵庫県 加西市) 法華山 一乗寺 (ほっけさん いちじょうじ)
インドから雲に乗って渡来した法道仙人の開山と伝えられ、孝徳天皇の勅願を賜る一乗寺。懸造り(かけづくり)の舞台を持つ本堂は重要文化財に指定され、外陣(げじん)の天井に残る、江戸時代の巡礼者が打ち付けた無数の納め札が印象的です。平安時代末期の建立とされる三重塔は国宝。日本屈指の古塔です。
▲札所本尊 六臂(ろっぴ)如意輪観世音菩薩
第二十七番 札所(兵庫県 姫路市) 書寫山 圓教寺 (しょしゃざん えんぎょうじ)
圓教寺は西国三十三所の中で最も西に位置する霊場で、”西の比叡山”とも称される名刹です。圓教寺の開祖・性空(しょうくう)上人は、圓教寺の摩尼殿の場所に枝を伸ばしていた桜の木に天人が礼拝(らいはい)するのを目の当たりにし、根があるままの生木に如意輪観音像を刻んで本尊としたと伝承されています。
▲本尊御前立 聖観世音菩薩
第二十八番 札所(京都府 宮津市) 成相山 成相寺 (なりあいさん なりあいじ)
成相寺は飛鳥時代に文武天皇の勅願で建立された由緒あるお寺で、日本三景の一つ、天橋立を眼下に見下ろす霊場です。本堂の裏からさらに登ったところに、好天の際には天橋立はもとより、遙か白山まで眺望できる展望台があります。その眺めは、観音さまの功徳を称える天下の絶景です。
▲本尊御前立 馬頭観世音菩薩
第二十九番 札所(京都府 舞鶴市) 青葉山 松尾寺 (あおばさん まつのおでら)
その秀麗な山容から“若狭富士”と呼ばれる青葉山の中腹に建つ松尾寺。奈良時代初期に威光上人が開いたお寺で、本尊は西国三十三所の中で唯一の馬頭観世音菩薩。三面八臂、頭上には白馬頭を戴かれる馬頭観音さまは、1300年もの間、農業や車馬交通の守護仏として篤く信仰されてきました。
▲札所本尊御前立 千手千眼観世音菩薩
第三十番 札所(滋賀県 長浜市) 竹生島 宝厳寺 (ちくぶしま ほうごんじ)
第三十番札所は、竹生島・宝厳寺。竹生島は琵琶湖の北部に浮かぶ島で、西国三十三所の中で唯一、湖の中の島に存在する霊場です。奈良時代、聖武天皇が夢告を得て、行基上人が一宇を建立したのが創建の由来。“祈りの階段”と呼ばれる急な石段を上り、2番目の鳥居をくぐると観音堂に至ります。
▲本尊御前立 千手観世音菩薩
第三十一番 札所(滋賀県 近江八幡市) 姨綺耶山 長命寺 (いきやさん ちょうめいじ)
その名の通り、長寿の霊験あらたかな長命寺。遥か昔の景行天皇の時代、武内宿禰(たけのうちのすくね)がこの地で延命長寿を祈願し、300歳の長命を保ったという伝説が長命寺の縁起に残されています。後年、同じくこの山を登ったのが聖徳太子。由緒ある柳の木から観音像を刻み、本尊として祀ったと伝えられています。
▲本尊 千手千眼観世音菩薩
第三十二番 札所(滋賀県 近江八幡市) 繖山 観音正寺 (きぬがさざん かんのんしょうじ)
繖山の山上に建つ観音正寺。その巡礼路は、山中を進み険しい石段が続きます。聖徳太子によって創建されたと伝わる歴史の古いお寺ですが、平成5年の火災によって本堂と本尊が焼失し、平成16年に再建されました。
現代の仏師・松本明慶(みょうけい)が新たなる本尊を彫り上げ、祀られています。
▲本尊御前立 十一面観世音菩薩
第三十三番 札所(岐阜県 揖斐川町) 谷汲山 華厳寺 (たにぐみさん けごんじ)
第三十三番札所、華厳寺。第一番札所の青岸渡寺から1000キロに及ぶ観音巡礼の満願の地であり、観音さまが自らの足で歩まれ、この地を選ばれたとの逸話も残る古刹です。過去・現在・未来を表す3つのお堂のそれぞれに観音さまが祀られ、それぞれの観音さまへの御詠歌と御朱印があります。
西国三十三所 観音巡礼 祈りの旅 DVD全8巻
お支払い方法は、後払い(分割/一括)とクレジットカード支払いが選べます。
価格は月々1,900円 × 16回
後払い
- ■分割払価格
- 30,400円(税込)
- ●一回の分割払金
- 1,900円
- ●支払回数
- 16回
- ●支払期間
- 16ヶ月
- ■一括払価格
- 30,400円(税込)
クレジットカード払い
- ■一括払価格
- 30,400円(税込)
- ※ ご注文に関するご質問はこちら
- ※ 後払いをご利用の場合、郵便局・ゆうちょ銀行・コンビニエンスストア等、もしくはキャッシュレス決済アプリにてご送金ください。なお、別途払込手数料がかかります。
- お届け時間帯のご指定可
返品について
万一、商品に不備・不良があった場合は、送料・返送料当社負担にて良品と交換いたします。
また、商品到着後8日以内でしたら、返送料のみのご負担で返品を承ります。
ただし商品の性質上、CD/DVD/ブルーレイ本体の開封後、または家電製品の通電後・商品使用後は返品を承りかねます。
『西国三十三所 観音巡礼 祈りの旅 DVD全8巻』 商品仕様
- DVD
- 全8巻 / 画面サイズ 16:9 / カラー / ドルビーデジタル
- 付録
- 収納ケース (木製)
- テーマ曲作曲
- 平沼有梨
- ナレーション
- かわたそのこ / 湯口和明
- 制作・著作
- BS11 / サンテレビジョン / びわ湖放送 / 奈良テレビ放送 / テレビ和歌山 / 三重テレビ放送 / 岐阜放送 / 元気な事務所 / KBS京都
- 発売
- ユーキャン
- 1巻ごとの分売はいたしておりません。
- DVD対応のプレーヤーで再生してください。パソコンでの動作保証はしておりません。
- 当映像集は、BS11チャンネルで2017年4〜12月に放送された同名の番組がDVD化された、ユーキャン独占販売品です。
- 女性ナレーターが、番組放送時の杉本彩さんからかわたそのこさんに変更され、再編集されています。
登録されたレビューはありません。
商品コード:YBR9E