1979年宮崎県生まれ。2002年に理学療法士資格を取得。認知症患者のリハビリに取り組む過程で「川畑式パズル」を確立。その実績が認められ、2009年から熊本県の「認知症予防モデル事業」の開発を担う。2014年に日本パズル協会特別顧問就任。翌年に株式会社Re学を設立。病院や施設で認知症ケアを実践する傍ら、出版・講演活動や地域福祉政策に精力的に取り組んでいる。
「空間認識力」とは、いわば縦・横・斜めの感覚。この感覚が衰えると、服を上手に着られなくなったり、自分の現在地がわからなくなるなど、認知症特有の症状が出やすくなります。
パズルは、「空間認識力」、「思考・判断力」、「注意・集中力」など、さまざまな脳の機能を使い、脳全体の活性化につながります。特に立体的なパズルでは「空間認識力」への効果が期待できます。
▲熊本県の「脳いきいき教室」で川畑式パズルを楽しむ皆さん
パズルを取り入れた熊本県の認知症予防プログラムでは、多くの方の認知機能の維持・改善がみられました。
開始から半年後には、認知機能の評価テストの点数が向上。
「軽度認知障害」という状態に分類された方でも、点数が改善し得ることもわかりました。この『パズルで脳トレーニング』にもさまざまなパズルが取り入れられていますので、楽しく脳活性にチャレンジしていただきたいですね。
1958年神奈川県生まれ。老化抑制の権威として知られる医学博士。千葉大学医学部卒業後、東京都老人総合研究所や順天堂大学教授、米国ミシガン大学客員教授などを経て、現在はお茶の水健康長寿クリニック院長、Residence of Hope 館林 代表、白澤抗加齢医学研究所所長。専門は寿命制御遺伝子の分子遺伝学、アルツハイマー病の分子生物学、アスリートの遺伝子研究。日本アンチエイジングフード協会理事長も務める。著書は『100 歳までボケない101の方法』『老いに克つ』など200 冊を超える。テレビ出演も多数。
パズルを解く時には複雑に指を動かします。指というのは脳を使用する割り当て領域がすごく広いんです。つまり、パズルをやるときは広い領域の脳が動員されていると考えていいですね。脳への刺激になりますので、積極的に取り組んでいただきたいですね。
また、立体的なパズルを理解するには、「空間認識」をつかさどる「頭頂葉(とうちょうよう)」と呼ばれる部分を使います。ここは比較的早い時期から認知機能低下の影響が出てくる部分なんです。立体パズルに挑戦して、頭頂葉を活性化することは認知機能低下の予防の一環になり得ると思います。
効果1
効果2
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「最近、人の名前がすぐに出てこない」、「物忘れが多くなってきた」…そんなあなたに、この『パズルで脳トレーニング』をおすすめします。10種類のオリジナル木製パズルと、いろいろな脳トレ問題で、楽しみながら脳に刺激を与え、活性化に取り組むことができるセットです。
誰でも手軽に楽しめて、頭や手を動かすことができるパズルは、脳トレにぴったりのアイテム。空間認識力を駆使するパズル、短期記憶力を必要とするパズルなど、さまざまな挑戦があなたの脳を活性化してくれます。こちらのページにもある「テーブル脳トレ」が多数掲載された冊子も付いてきます!
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