Vol.1カリフォルニア・シャワー

1. カリフォルニア・シャワー
   渡辺貞夫

   78年にリリースされ、日本中をフュージョン・ブームに巻き込んだ歴史的な一曲。資生堂「ブラバス」のテレビCMでも使われ大ヒット。渡辺貞夫の親しみやすく、はつらつとしたサックスと、デイヴ・グルーシンのセンスのいいアレンジは、まさにカリフォルニアにいるかのような爽快感。

   

2. アイ・ビリーヴ・イン・ユー
   秋山一将
3. キャプテン・カリブ
   福村 博
4. シティ・コネクション
   日野皓正
5. サバンナ・ホットライン
   ネイティブ・サン
6. スキンドゥ・レ・レ
   阿川泰子
7. アンティーガ・ ボーイ
   日野皓正
8. アナザー・スター　※
   大村憲司、秋山一将、森園勝敏、山岸潤史
9. グレイヴィー
   阿川泰子
10. サム・スカンク・ファンク
    村田陽一 SOLID BRASS
11. スティル・ビー・バップ
    日野皓正
12. シニア・ドリーム
    阿川泰子
13. マイ・ディア・ライフ
    渡辺貞夫

Vol.2ユニコーン

1. ユニコーン
   渡辺香津美

   日立のオーディオCMで使われ、本人も出演して大きな話題を呼んだ、渡辺香津美の代表曲。畳み掛けてくるようなメロディー・ラインは今なお新鮮。渡辺のドライブ感あふれる超絶テクニックのソロはもちろん、マイク・マイニエリのクールなビブラホン・ソロ、グルーヴしまくるリズム・セクションもかっこいい。

   

2. ジ・エンド・オブ・エイジア
   坂本龍一
3. アイル・ビー・ゼア
   渡辺香津美
4. 在広東少年　※
   KYLIN フィーチャリング　渡辺香津美
5. オリーヴス・ステップ
   渡辺香津美
6. ファンキー・ファンキー
   荒川バンド
7. ウインド・ベル
   向井滋春
8. マンハッタン・スカイライン
   宮野弘紀
9. カラード・ミュージック
   カラード・ミュージック
10. モスギート
    羅麗若
11. マージナル・ラヴ −究極の愛−
    マライア
12. 楽々々
    近藤等則＝チベタン・ブルー・エアー・リキッド・バンド
13. ナイト・アンド・デイ
    清水靖晃＆サキソフォネッツ
14. アンドゥー #1
    坂本龍一

Vol.3チョッパーズ・ブギ

1. スピニング・トー・ホールド
   クリエイション
2. チョッパーズ・ブギ
   後藤次利

   後藤次利の怒涛のベース・ソロが注目された名曲。当時、ここまで巧みに弾けるベーシストは数少なく、余りのレベルの高さに周囲を震撼させた。彼の披露したスラップ奏法は日本では“チョッパー奏法”として知られるようになり、その後の音楽に大きな影響を与えた。

   

3. リヴィング・インサイド・ユア・ラヴ
   大野えり
4. 流宇夢サンド
   松原正樹
5. スマッシュ・ザ・グラス
   土方隆行
6. キャラメル・ラグ
   ティン・パン・アレー
7. 砂の女
   鈴木 茂
8. コンクリート・ジャングル
   ペッカー
9. あのころ
   古澤良治郎とリー・オスカー
10. イン・ザ・スペース
    スペクトラム
11. スノー・エキスプレス
    鈴木 茂
12. ナイト・トレイン
    杉本喜代志
13. 犯罪美学
    北島健二
14. メイビー・ラヴ
    ユー

Vol.4ブルー・ラグーン

1. モーニング・ライト
   プリズム
2. 黒船（嘉永六年六月二日）
   サディスティック・ミカ・バンド
3. 黒船（嘉永六年六月三日）
   サディスティック・ミカ・バンド
4. 黒船（嘉永六年六月四日）
   サディスティック・ミカ・バンド
5. マンボ No.5（ディスコ・ダンゴ）
   高中正義
6. カーニバル
   小林泉美 & フライングミミバンド
7. ファンキー・シー・ファンキー・デュー　※
   深町純 with ブレッカー・ブラザーズ
8. ラヴ・ミー
   プリズム
9. ブルー・ラグーン
   高中正義

   高中正義といえば、この曲のメロディを思い浮かべる方も多いのでは？現在でも彼の代表曲として高い人気を誇る、J-フュージョン史の名曲の１つ。青い海、青い空をイメージさせる爽やかなサウンドと、軽快にメロディを歌い上げる高中のギターサウンドは、居ながらにしてリゾート気分を味わえる。

   

10. オープン・マイ・ロード
    神崎オン・ザ・ロード
11. ワインライト
    吉弘千鶴子
12. サンダーストーム
    高中正義
13. マルサの女
    本多俊之
14. ギター・キュービック　※
    オットットリオ

Vol.5IT'S MAGIC
（イッツ・マジック）

1. LEFT-HANDED WOMAN
   大村憲司
2. スウィート・イリュージョン
   坂本龍一＆カクトウギ・セッション
3. レディ・ヴァイオレッタ
   四人囃子
4. RAINBOW SHOES
   PSYCHEDELIX
5. 春がいっぱい（Spring Is Nearly Here）
   大村憲司
6. SUMMER NIGHTS
   マリーン with シーウィンド
7. バタフライ
   笠井紀美子 with ハービー・ハンコック
8. オレンジ・エクスプレス
   渡辺貞夫
9. NEW YORK, CLOUD 9
   村松 健
10. ZANZIBAR NIGHT
    マリーン
11. ON THE WIND
    佐藤 博
12. SUMMER'S
    堀井勝美プロジェクト
13. IT'S MAGIC
    マリーン

    THE SQUAREのギタリスト・安藤正容が作曲し、ジャズ/フュージョンの歌姫・マリーンがカバーして大ヒット。彼女のハスキーでパワフルな歌声は、軽快なリズムとよく合い、聴いているだけで活力が湧いてくる。清酒白鹿のCMでも使用され、フュージョン・ブーム拡大の一翼を担った。

    

14. ウィ・ウィル・ロック・ユー
    ケイコ・リー

Vol.6TRUTH
（トゥルース）

1. TRUTH
   THE SQUARE

   F1グランプリのテーマ・ソングとして使用され、THE SQUARE最大のヒット曲、かつフュージョン史上でも最大級のヒットとなった名曲。安藤正容のギターの疾走感、伊藤たけしが奏でるリリコン（管楽器のような電子楽器）の煌びやかなメロディは、いつ聴いてもかっこ良く、新鮮。

   

2. BELIEVIN'
   NANIWA EXPRESS
3. テイク・ミー　※
   カシオペア
4. OMENS OF LOVE
   THE SQUARE
5. GALAXY
   ザ・プレイヤーズ
6. JASMIN
   NANIWA EXPRESS
7. 朝焼け　※
   カシオペア
8. DISPENSATION
   JIMSAKU
9. MADAGASCAR LADY
   ザ・プレイヤーズ
10. EMERGENCY
    NANIWA EXPRESS
11. ヒム・トゥ・スタッフ
    松木恒秀
12. ハレ
    カシオペア
13. MEGALITH
    T-SQUARE
14. KALEIDOSCOPE
    ザ・プレイヤーズ

Vol.7SNIPER
（スナイパー）

1. HERCULES
   パラシュート
2. SILVER SHOES
   鳥山雄司
3. ZIG-ZAG
   今 剛
4. SNIPER
   松原正樹

   疾走する8ビートに乗って、松原正樹のロック・テイストあふれる泣きのギター・ソロがうなりをあげる。まさに、彼のギターの魅力全開というナンバー。哀愁あふれるメロディに、思わず胸が熱くなり、魂が揺さぶられる。全日本プロレス・小橋建太選手の入場テーマ曲としても有名。

   

5. ARESA KORESA
   パラシュート
6. AGATHA
   今 剛
7. SYLVIA
   パラシュート
8. Doll
   松居慶子
9. FLASHBACK
   鳥山雄司
10. YOU BABE
    松原正樹
11. TOP SECRET
    野呂一生
12. BRIDGE OVER THE STARS
    松居慶子
13. A LATCHKEY
    佐藤 準
14. FIVE MILLION DOLLARS
    ノブ・ケイン
15. da-ba-da
    松原正樹

Vol.8バーニング・ウェイヴ

1. セイリング・ワンダー
   増尾好秋
2. バーニング・ウェイヴ
   本多俊之

   本多俊之の若さあふれる、ハツラツとしたアルト・サックスのプレイと、上田力のアレンジによる、シーウィンド・ホーン・セクションとの相性がベスト・マッチ。本多は78年の発売当時、21歳。堂々とした演奏は既に大物の風格を漂わせている。本多は「マルサの女」でもおなじみで、映画やテレビ音楽界でも活躍中。

   

3. ゴーイング・アウェイ
   益田幹夫
4. ターン・ミー・オン
   日野元彦 & アバナイトロプス
5. アメージン・アンド・アミュージン
   99.99（フォー・ナイン）
6. アジア
   向谷 実
7. コンティニューム
   櫻井哲夫 JACOトリビュート・バンド
8. Passion
   TRIX
9. ノー・ウェット
   フラジャイル
10. BEAT♯5
    DIMENSION
11. MM
    日野賢二
12. 龍神〜空に舞う
    Gedō
13. ピンク・ウルフ
    野獣王国

Vol.9ハイ・プレッシャー

1. ハイ・プレッシャー
   マルタ

   ポップでドライブ感あふれるサウンドと、おちゃめなキャラクターで人気者になったマルタ。この曲はJTの「キャビン・マイルド」のテレビCMで使われ、大きな話題を呼んだ。LAのトップ・ミュージシャンたちとのセッションはエネルギッシュで、マルタのサックスがエモーショナルにメロディを歌い上げる。

   

2. フェイス・トゥ・フェイス
   タイガー大越
3. ウィッシュフル・シンキング
   野呂一生
4. スキン・ゲーム
   山岸潤史
5. スナッピー・フィンガーズ
   鳴瀬喜博
6. アズール
   天野清継
7. スムーズ・ストラッティン
   国府弘子
8. コンクリート 1998
   ポンタ・ボックス
9. 放課後は日曜日
   本田雅人
10. カム・オン、カム・オーヴァー
    青木智仁
11. トランス・カフェ
    塩谷 哲
12. ジョリー・ビッグ・フィート
    フォー・オブ・ア・カインド
13. ピック・アップ・ザ・ピーセズ
    熱帯JAZZ楽団
14. ナッシングス・ゴナ・チェンジ・マイ・ラヴ・フォー・ユー
    小林香織

Vol.10ザッツ・ザ・ウェイ

1. ア・シーズン・オブ・ラヴ
   松岡直也 & ウィシング
2. ランデブー
   渡辺貞夫
3. 誘われてシーサイド
   今田 勝
4. 九月の風〜通り過ぎた夏
   松岡直也 & ウィシング
5. サンバーンド・ヒップ
   菊池ひみこ
6. アフター・ミッドナイト
   神保 彰
7. ナイト・ビュー
   是方博邦
8. デスティネイション
   エイビーズ
9. ザッツ・ザ・ウェイ
   伊東たけし

   全米１位にもなった、K.C.＆ザ・サンシャイン・バンドの1975年の大ヒット曲を伊東たけしがカヴァー。ニューヨークのトップ・ミュージシャンたちが作るダンサブルなファンキー・ビートのリズム・セクションと、伊東のアルト・サックスのブロウがベスト・マッチ。思わず体が動き出すナンバー。

   

10. ララは愛の言葉
    チキンシャック
11. スペイン
    寺井尚子
12. アンダルシアの風
    今田 勝
13. ミ・アモーレ
    松岡直也