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日野原重明講話集 CD全12巻

『日野原重明講話集 CD全12巻』

日野原重明講話集 CD全12巻

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医師として、日々患者さんに接しながら、講演に、執筆に、研究に、忙しく、充実した毎日を過ごされていた日野原重明先生。

そんな日野原重明先生が語りおろした、貴重な講話CD全集『日野原重明講話集 CD全12巻』をご紹介させていただきます。日野原重明先生の人生哲学や、医師ならではの健康法など、その日からすぐに活かせるお話が満載です。若き日の闘病生活や戦争体験、患者さんとの別れなど…。100年もの長きにわたる、さまざまな経験に基づいたお話は、きっとあなたの人生の指針になるでしょう。

「心も笑顔であること。心が微笑んでいると、顔にも自然に笑みが浮かびます」、「私はいろいろなことに興味をもち、見るだけでなく、自分でやってみたくなります。この探究心が、若さの秘訣の一つだと思います」…一語一語に100年の深みを感じられる、日野原重明先生の言葉が、あなたの毎日に生き始めます。

『日野原重明講話集 CD全12巻』

第1巻　人生を健やかにする習慣

私は長い生涯の間に、人に好感をもってもらうには、感謝する気持ちがないといけないことを学びました。「ありがとう」という言葉で一日を終えるように毎日を積み重ねていけば、そこに幸福も、健やかさも生まれてくるでしょう。たとえ身体は病んでいても心が健やかでいられるように、皆さんもぜひ努めてほしいと思います。

【第1巻の収録内容 / 収録時間：約49分】
●習慣の力●病気でも「健康感」を●医者と上手に付き合うために●日常の大切なことに気づく

第2巻　人生の成熟期

自分ではできないと知りながら、人の助けを借りずにがむしゃらにがんばる姿には、しなやかさがありません。といっても、毎日の行動を急に改めるのは難しいことです。どんなふうに人生を受け入れるかを考えながら、焦らずに一日一日、与えられた日を新鮮な気持ちで生きるという思いで生活すると、あの老人は瑞々（みずみず）しい感じがする、と言われるのではないでしょうか。

【第2巻の収録内容 / 収録時間：約46分】
●老いを自分らしく●生きかたのモデルをもとう●自分を知り習慣を変える●若さの秘訣は「創（はじ）める」こと

『日野原重明講話集 CD全12巻』

第3巻　齢を重ねてできること

人は何かに失敗すると、自分の能力のなさを嘆いて自己嫌悪に陥るものですが、どんなに困難な状況にあっても、その困難に対応している自分を好きでなければいけません。長い苦労の中で年を重ねた人が自分を好きでいることは、若者にとってよいモデルになるでしょう。

【第3巻の収録内容 / 収録時間：約50分】
●老年賛美●「新老人」のすすめ●老人を科学する●生活は質素に、志は高く●若者たちの中へ

第4巻　私はなぜ医者になったのか

人は、一人では生きていくことができません。お互いに助け合ってこそ、生きていけます。いくら力があっても、一人では社会は成り立たないのです。自分のもっている才能や財産を人の役に立つように使って、皆が喜ぶような働きをするのが、人間のいちばんよい生きかたではないでしょうか。

【第4巻の収録内容 / 収録時間：約41分】
●母を救った医者の姿●シュバイツァー博士に憧れて●病気体験に人生を学ぶ●最初の患者

『日野原重明講話集 CD全12巻』

第5巻　平和への道～戦争体験に学ぶ～

自分のいのちが大切だという気持ちは誰にも共通であること、いのちには人種の差も国の差もないことを、私たちは肝に銘じなければなりません。皆さんも、平和運動に積極的に参加していただきたいと思います。大変な失敗である戦争体験を生かすために、私たちはそれぞれの立場で平和の使者となって行動しなければいけないのです。

【第5巻の収録内容 / 収録時間：約42分】
●志を胸に上京する●戦時生活と軍隊経験●空襲の下で●終戦●寛恕（かんじょ）の精神

第6巻　医のこころ

患者さんをよく理解し、そばにいて、心に寄り添い、静かに患者さんの声に耳を傾ける。患者さんに「あなたが好きなバラの花よ」などと語りかける。あるいは、言葉では尽くせない会話を交わす。これらのケアは、サイエンス（科学）としての医学ではなく、アート（芸術）といってもよいものです。

【第6巻の収録内容 / 収録時間：約55分】
●わが師オスラーとの出会い●アメリカ留学●医療改革に取り組む●医学はサイエンスに支えられたアート

『日野原重明講話集 CD全12巻』

第7巻　音楽は癒しの魔法

メロディ、ハーモニー、リズムから成り立つ音楽は、どんなときであろうと、人を慰め、励まし、やすらぎを与えてくれます。人間は音楽という素晴らしいものをもっているのですから、この特権を十分に生かすべきです。皆さんも、どうぞ音楽の素晴らしさに気づき、生活の中に生かしていってください。

【第7巻の収録内容 / 収録時間：約47分】
●音楽療法の可能性●癒しの力●音と身体●音楽は絆●医学を超える音楽の力

第8巻　幸せの種は逆境の中に

幸福の種を見つけても、その実りを見ないまま死んでしまうこともあります。けれども、チューリップの球根のようにいずれ咲く花の存在を感じることができれば、人は困難に遭っても生きていくことができます。ですから、皆さんには、見えないものを大切にし、苦しみの中にも幸福の種があると信じる気持ちを育てて生きていってほしいと思います。

【第8巻の収録内容 / 収録時間：約48分】
●急がず、たゆまず●幸せの種●「よど号」の人質●苦難は誰にでも

『日野原重明講話集 CD全12巻』

第9巻　与えることの喜び

本当のいのちは寿命の長さで示すことができるでしょうか。私は、生きかたの質こそが本当のいのちを表すと思います。寿命の長さよりも、自分が使える時間をどれぐらい人のために使ってきたか、そこに生きかたの本質がある、と私は考えています。

【第9巻の収録内容 / 収録時間：約47分】
●笑顔の贈りもの●耐えて待つこころ●共に悲しむ感性●キュアからケアへ

第10巻　やすらかな最期の迎えかた

人間の生きかたは死の迎えかたに表れます。人間は死に向かって成長するのです。死とは高い絶壁から海に飛び込むようなものではなく、前向きに進んでいった終点が死であるという生きかたをしたいものです。

【第10巻の収録内容 / 収録時間：約61分】
●医学の限界、ケアの始まり●告知という救い●悔いのないお別れのために●最期は清々しく

『日野原重明講話集 CD全12巻』

第11巻　いのちって何？

仏教には「生老病死」という人生を表す言葉があります。生まれ、老い、病み、死ぬことは運命と思うかもしれません。が、そこには遺伝子のように、ずっと続いていくいのちがあると私には感じられます。私たちの遺伝子も、親から子へ、子から孫へと受け継がれていきます。

【第11巻の収録内容 / 収録時間：約54分】
●死を身近に考える●いのちの教育●いのちはめぐる～『葉っぱのフレディ』●十歳のきみへ●生きるための勇気

第12巻　ヒノハラ流！健康の秘訣

健やかにいきいきと生きるためには、生きがいも必要です。生きがいとはミッション（使命）です。自分は何のために生まれ、何のために今まで生きてきたのか、どのようなミッションをもっているのかを考えてください。私のミッションは、次代を担う子供たちに、いのちの大切さを教えることです。そして、その子供たちに平和な世界を実現してもらうことです。

【第12巻の収録内容 / 収録時間：約40分】
●私の健康習慣●若く生きるために●いつでも夢を

◆ 日野原重明先生、100年の知恵を集大成

『日野原重明講話集 CD全12巻』では、100年の経験に裏打ちされた日野原重明先生の人生訓などを、まとめてお聞きいただけます。日野原重明先生の一語一語に、100年の深みがあり、説得力があります。

◆ 日野原重明先生ご自身が実践されていた健康法も

『日野原重明講話集 CD全12巻』では、心も身体も健やかに生活するために、日野原重明先生が実践されていた、医師ならではの健康法もお聴きいただけます。食事の摂りかたから、気持ちの持ちかた、良い医者の見分けかたまで…。きっと、あなたのこれからの「生きかた」に、活かせるお話が満載です。

◆ あなたを勇気づける、日野原重明先生の力強い言葉

やさしい語り口で話される、日野原重明先生のお話。聞くだけで、きっと、人生を前向きに、健やかに生きられる方向へと、あなたを導いてくれるでしょう。生きる知恵と力をもらえ、勇気づけられる、『日野原重明講話集 CD全12巻』を、あなたもぜひお聞きください。

日野原重明（ひのはら・しげあき）先生略歴

1911年、山口県に生まれる。京都帝国大学医学部卒業後、1941年に聖路加国際病院に内科医として赴任。予防医学に早くから取り組み、「生活習慣病」という言葉を生み出す。日本初の人間ドックの開設メンバーとしても尽力する。2000年に「新老人の会」を結成し、2005年には文化勲章を受章。2011年10月に100歳を迎えてからも、現役医師として活躍した。著書に「死をどう生きたか」、「「新老人」を生きる」、「人生百年私の工夫」、「生きかた上手」、「十歳のきみへ」など多数。2017年逝去。