第1巻「和顔愛語」で笑顔の輪を広げる

坂東先生の座右の銘でもある「和顔愛語」。幸せな人生を送るためには、笑顔や「和顔愛語」こそ必要不可欠と、先生は語ります。
「単純に笑ってるわけにはいかないよ」。そうお考えの方も、先生のお話に接するうちに大切な気づきが得られるはずです。笑顔の大切さを説いた世界的名著、アランの『幸福論』の解説に、心の垢が洗い流されます。
[収録時間 約60分]

• はじめに
• 成熟社会、長寿社会を迎えて
• アラン著『幸福論』を紐解く
• 「和顔愛語」とは
  サンプル音声が聞けます >
• 豊かな人、豊かな人生
• 人間全体に対する「愛語」
• 「和顔愛語」実践のポイント

人間は、笑いながら怒る、相手に対してお辞儀をしながら足を蹴っ飛ばす、などということはできません。友好的な仕草をしていると、相手にもその友好の気分が伝わり良い反応が返ってくるから、さらに友好的な関係になっていく、ということが起こります。

第5巻家族をつなぐ「和顔愛語」

なぜ日本では、家族や親族間の殺傷事件が後を絶たないのでしょうか。誰もが一番大切に思っているのに、日本人は、家族同士で温かい笑顔や言葉を交わすことにあまり慣れていません。
第5巻では、家族にこそ「和顔愛語」が大切と語る先生が、夫婦、親子、親類、それぞれの在り方について、世界の家族を例に挙げながらお話くださいます。
[収録時間 約56分]

• 家族にこそ「和顔愛語」を
• 夫婦をつなぐ(1)
• 夫婦をつなぐ(2)
• 親子をつなぐ(1)
• 親子をつなぐ(2)
• 親類をつなぐ

家族というのは、神様が与えてくれた人間関係だと考えています。一番大事にしなければならないという認識のもとに、家族に対して嫌なことを言わないように、少しだけ気をつける。やさしい笑顔、そして、「愛語」を表現するように心がける。それによって、家族の関係が深まるのではないかと思います。

第8巻見つけよう、新しい生き方

「生き残る種は、最も強い種でもなければ、最も賢い種でもない。環境の変化に最も適応する種である」という、「進化論」を唱えたダーウィンの言葉が冒頭に引用される、第8巻。
今、日本社会は岐路に立たされていると、坂東先生はお考えです。そして先生は、多様性を受容し、多様性を楽しむ、という考え方が必要ではないかと提言されます。
[収録時間 約49分]

• 生き残る種
• 多様性を受容し、多様性を楽しむ
• 世界の名著に学ぶ人生訓(1)
• 世界の名著に学ぶ人生訓(2)
• 悲観は気分から、楽観は意志から
• おわりに

これからの日本社会がどんどん変化していく中で、新しい知識を身につけなければいけない、変化に適応するのにエネルギーを使わなければならない、というのは事実ですが、これが不思議なことなんですけれども、そういう変化する時代だからこそ、古典が命をよみがえらせる、ということがあるんですね。